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オタクによる日々のよしなしごと

【体験談】縁切り縁結び!安井金比羅宮お礼参り 前編

ごきげんよう。前職の倍GW休みがあってウキウキのNAです。前職は工場だったのもあり、私は別に製造に関係のない部署だったのにひとつも大型連休感ないお休みでした。死んだ顔で出勤準備してたらテレビから「今日からGW後半戦ですね!」って聞こえた時の絶望忘れられない。転職して9連休を享受しております。幸せ。

はい、ネタがあんまりないけどもこれはもしかしてネタにできるのでは?というのを旅行してて気づいたのでまとめてみます。というかなんなら前回の前説で少し触れてました。これが伏線(嘘)

 

皆様も一度はTwitter等でやばい縁切スポット、京都の安井金比羅宮の話を聞いたことはあると思います。会社と縁が切れるようにお願いしたら会社が倒産、自分の太った体との縁が切れるようにお願いしたら急病で激痩せ…などなど調べるとマジで怖いレベルの叶え方してくる安井金比羅宮。そりゃあ主祭神崇徳院ですからね。

崇徳天皇の人生はwiki読んでるだけでもしんどくなるレベル。まず父親である鳥羽天皇に自分の子だと思われない、母である待賢門院も奔放だったのか祖父との間の子供説もある、でもやんごとなき血筋ですので天皇になったと思いきや政の場からは外され冷遇を受け続ける。父の死に目も会えず、反意を見せて、讃岐に流される。そしてそこで反省して写本を収めようとすると弟である後白河天皇に拒否されてブチギレる。そこで、

「日本国の大魔縁となり、皇を取って民とし民を皇となさん」と厨二病を患ったことのある人なら誰しも反応しそうなワードを発したとかなんとか。

大河ドラマ平清盛」ではみんな大好き井浦新さんが演じてますが、最後は壮絶すぎるしあの演出はトラウマものです。

そんな方ですので効力もマジなわけです。でもここに祀られているのは寵姫を住まわせた所以もあります。崇徳天皇は「瀬を早み岩にせかるる滝川の われても末にあはむとぞ思ふ」の歌を残した人でもあり、この歌、私は和歌の中でもトップクラスで好きです。

 

とまあ前提説明はこのあたりで。私も例に違わず気にはなっていたのですが行く機会はなく、たまたま昨年前職の先輩と京都に行こうという話になり、先輩も何度か行ったことあるとのことなので案内してもらいました。(注・本来は1人で行くべきです笑 その人とも縁が切れてしまうとかですので)

去年の今頃は先輩も私も仕事を辞めたくて仕方ない時期で、先輩は一足先にちょうど内定もらってて、私は転職に向けて動き出したタイミングでした。流石に上司の個人名出して切ってくれというのは怖いし、当たり障りなく転職ができるように、そしてあわよくば良いパートナーと転職してから出会えるように「私にとっての悪運が切れて良縁が結ばれますように!」とだけお願いをしました。その後、噂の縁切り縁結び碑は潜るのが有名ですが、その日は行列だったのでお札に上のお願い書いて潜らずに貼って縁みくじを引きました。結果は吉とかで悪縁度60%でこりゃあ前途多難やなと思った覚え。

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そしてひと月も経たないうちのある日、所属の係のメンバーの呼び出しがあり、なんとその上司が別の課に異動になりました。嬉しいとか以前に驚いて怖くて鳥肌だった覚え笑 上司は家庭もありお子さんも生まれたしで普通ならなかなか異動にならなそうな条件ばかり揃ってるのでマジでこの瞬間神を信じました。

その後転職活動をしましたが、決まりそうで決まらなかったり、やたら急かしてくるところに内定もらって泣く泣く諦めたりとかしならもなんとか現職に内定をもらい給料が1.5倍になりましたウフ。もちろん引き留めもすごかったけどもまあなんとか頑張れました。親とか親戚とも転職したことで距離も近くなりましたし、恋愛については過去記事の如くですが、転職してアプリ始めてなんかすごい出会いがあり、そりゃあお礼しなきゃという気持ちになるわけです。

 

経緯の説明だけでだいぶ長くなったので前後編に分けます〜!

後半は今回のお参りの感想です